2020年9月26日土曜日

9月後半、身を削る


 今年の『子ども虐待防止策イベント』は、全国7か所で行われます。

 年末まで、このイベントの準備に忙殺されます。
 でも、上記リンクを拡散してくださると、僕に睡眠と仕事の時間が生まれます。

 ほんま、7か所の開催地ブログの拡散や執筆、チラシの確認など、ほんま休むヒマがないぐらい、毎日バタバタなのです。
 イベント関連では、僕自身のブログにもせっせと新記事を書いています。
 下記リンクの記事も読んでくれると、うれしいです。

虐待の被害を人前で語ったサバイバーたち
 被害者なのに、専門家や有識者、支援者などの大きな声の前に黙らざるを得なかった虐待サバイバーたち。
 その一人一人の声を、より多くの人に伝えたい。
 まずは黙ってサバイバーの声に耳をすましてほしい。
 『子ども虐待防止策イベント』は、そんなイベントなのです。

世界的ベストセラー小説の日本初訳の解説を書きました!

 『スターウォーカー: ラファエル少年失踪事件というドイツの警察ミステリー小説の解説を書きました。
 ドイツでは、選択的共同養育の制度によって、子どもは父母にそれぞれ恋人がいる環境で育ち、しかも母と暮らす家に別居した父親が訪れるため、離婚前と同様に虐待されている現実があります。
 その苦しい現実から逃げ出した家出少年に、主人公のはみだし刑事はどう向き合うのか?

子ども虐待防止策イベントについて

 このイベントは当初8か所で開催予定でしたが、7か所の開催になりました。
 なぜ大分では開催が無理だったのかについて、僕自身の反省を述べています。
 長文ですが、読んでほしいです。

子ども #虐待防止策2020 イベントの新しいハッシュタグ

 「虐待」や「自殺」などの言葉は、そのあとに「防止」がついても、表示回数が少なくなるSNSが増えているようです。
 この言葉狩りには呆れますが、新しいハッシュタグ #あなたも子どもだった を作って、虐待防止のイベントに注目を集めることにしました。

55歳になりました。みんな、ありがとう

 今年は僕にとって、ライター生活30周年。
 25歳で雑誌記者から始め、30歳を過ぎてからはほぼ毎年、新刊を出し、飢え死にすることもなく今日に至ったことは、読者がいてくれたから。

 僕の本の多くは、自殺や子ども虐待、家出など、目を背けたくなる現実を描いていますが、テレビや新聞のジャーナリストが追わない子どもの現実を拾い上げてきた自負があります。

 今後、どのくらい物書き仕事が続くかわかりませんが、取材や執筆、編集のスキルを文章以外の仕事や社会活動にも生かし、残りの人生を少しはマシなものに変えていこうと思います。

 みんな、ありがとう。