いろいろあっても、前を向いて進まなければ。そう考えるしかない状況が、人生にはある。
人は誰でもいつかは死ぬ。
死ぬこと自体は大して怖いもんではないんだ。
むしろ恐ろしいのは、やりたいことが存分にできないまま人生を終えてしまうこと。
9月で僕は、60歳になる。
やりたい仕事をすべてできるかと問われれば、かなり難しいかもしれない。
実際、どんな仕事をすべきなのか、一人で悩む時間も増えた。
でも、具体的に企画し、文章を書き、活字にしていく仕事は変わらない。
あれもこれも同時にできるほど、僕は器用ではないからね。
そして今日も、悩みながら進んでいく。
そんなふうに、自由を求めてあがいていくしか、突破口は作れないんだろう。
