SNSでは、都知事選の話題が沸騰してるようだ。
それでも、僕の関心はいつも児童虐待防止の政策の精度にある。
小池都知事は、2019年に「スピード感をもって」児童虐待の対策をすると明言したが、5年経っても結果は逆だ。
彼女が取り組めば取り組むほど、児童虐待の相談件数が増えまくっていることは、厚労省が統計を公表しているので、明らかだ。
それでも彼女に投票したい人は、「子どもなんか虐待されていてもかまわない」という構えなんだろうし、そもそも子どもの人権や命に関心がないんだ。
もっとも、日本社会自体に、子どもの人権や命を守る文化は、歴史的にないし、今もない。
そういう文化はこれから作って育てていくしかないのだが、止められない少子化によって人口が激減し、日本という国家自体が消滅していく流れを、誰も止められないだろう。
そういう意味では、より若い世代は、子どもの頃から自分で稼ぐ力を身に着けて、18歳で成人したら国外へ避難するしか、生存戦略はない。
この時代では、その危機感に気づく人は少ないだろうが、大人が若い世代に言い残しておくべきことは、そうした残酷な現実なんだと思う。
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